16 – ストレッチ2 – 範囲を指定して線分を伸縮する

範囲を指定して線分を伸縮してみましょう。

1 – 線分を伸縮します

ストレッチ(伸縮)させたい線分があらかじめ作図された図面ファイルを開きます。

画面左下にあるアプリケーションステータスバーの「極」「オブジェクトスナップ」「ダイナミック入力」をオンにします。

2 – [ストレッチ] を実行します

リボン:[ホーム]タブ‐[修正]パネルの[ストレッチ]をクリックします。

コマンドの実行方法は複数あります。

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3 – コマンドが起動します

カーソルがピックボックスに変わります。

メッセージはカーソルに追随します。

画面下のコマンドウィンドウにも”オブジェクトを選択”と表示されます。

参考

4 – 範囲を選択します

3本目の線分の右上をクリックします。

選択枠が表示されます。

6本の線分の右端点を囲む位置でクリックします。

オブジェクトが選択できます。

“もう一方のコーナーを指定”と表示されます。

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オブジェクトの選択には、交差選択を使用します。

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5 – 選択を確定します

作図領域で右クリックします。

選択が確定します。

“基点を指定 または”と表示されます。

画面下のコマンドウィンドウには”基点を指定 または[移動距離(D)]”と表示されます。

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6 – 基点を指定します

カーソルを多角形の右の辺に近づけて端点のマークが表示されたらクリックします。

“端点”と表示されます。

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任意の点を指定して基点とすることもできます。

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7 – 目的点を指定します

カーソルを右方向に動かして0度の位置に合わせます。

任意の点をクリックします。

“極”と表示されます。

画面下のコマンドウィンドウには”目的点を指定 または”と表示されます。

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8 – 線分を伸縮できました

オブジェクトの選択には、交差選択を使用します。

選択枠に完全に含まれたオブジェクトは移動します。

次は、「17 – ストレッチ3 – 図形の一部を伸縮する」で図形の一部を伸縮してみましょう。