5 – 作図準備2 – 寸法スタイル管理

寸法スタイル管理で新しい寸法スタイルを作成する手順をご紹介します。

寸法スタイルを設定することで寸法線の色や大きさなどの書式を変更できます。

  1. リボン:[注釈]タブ -[寸法記入]パネル-[寸法スタイル管理]または[形式]-[寸法スタイル管理]メニューを選択します。
  2. 「寸法スタイル管理」ダイアログボックスが表示されたら[新規作成]ボタンを選択します。
  3. 「寸法スタイルを新規作成」ダイアログボックスが表示されたら、「新しいスタイル名(N)」に任意の寸法スタイル名を入力します。
  4. 「開始元(S)」から、これから作成する寸法スタイルに近いものを選択して[続ける]ボタンを選択します。
  5. 「寸法スタイルを新規作成」ダイアログボックスが表示されたら、「寸法線」タブを選択します。寸法線の色や長さなどの設定を行います。
  6. 「シンボルと矢印」タブを選択します。 矢印などの端末記号の形状を設定します。
  7. 「寸法値」タブを選択して寸法値の文字スタイルなどを設定します。「文字スタイル(Y)」は「文字スタイル管理」で作成した文字スタイルを選択できます。「文字の高さ(T)」は文字スタイルに高さ設定が優先されます。高さの数値は「印刷後に紙上で原寸計測した場合の値」を入力します。
  8. 「フィット」タブを選択して寸法線の自動調整について設定します。異尺度対応がある場合、「寸法図形の尺度」-「異尺度対応(A)」にチェックを入れます。モデル空間で印刷の状態まで仕上げる場合、「寸法図形の尺度」-「全体の尺度(S)」に求められる縮尺の逆数(分母)を入力します。(例 1:100なら100を入力)
  9. 「基本単位」タブを選択して長さ寸法線の設定を行います。「長さ寸法」-「精度(P)」に図面中に表記される寸法値の小数点以下桁数を設定します。
  10. 「変換単位」タブを選択します。必要に応じて設定を行います。
  11. 「許容差」タブを選択します。必要に応じて設定を行います。
  12. 設定が終わったら「寸法スタイルを新規作成」ダイアログボックスの[OK]ボタンを選択します。
  13. 「寸法スタイル管理」ダイアログボックスが表示されます。「スタイル(S)」から作成した寸法スタイル名を選択して[現在に設定]ボタンを選択すると作成した寸法スタイルが図面に適用されます。