1 – 注釈尺度 – 自動で尺度を割り当てる

注釈尺度を確認しましょう。

AutoCADで設定を行う際、「異尺度対応」という項目が度々出現します。

ここでは1：100と1：50の縮尺が混在した図面を例に「注釈尺度」と「異尺度対応寸法」の見え方についてご紹介します。

1 – 図面を開く

異尺度対応のスタイル設定を行った図面を開き［モデル空間］を表示させます。

2 – 寸法線の記入1

1：50の縮尺に寸法線が表示させるように記入します。

まず、画面右下のステータスバーから［注釈尺度］メニューを選択します。表示されたメニューのなから［1:50］を選択します。

3 – 寸法線の記入2

［注釈尺度］に「1：50」と表示されているのを確認後、必要箇所に寸法線を記入します。

4 – レイアウト空間に移動する

画面左下の見出しタブで、[A4横]をクリックし、レイアウト空間に切り替えます。

5 – 注釈尺度の効果を確認する

1：100と1：50のビューポートを作成してある場合、先ほど記入した寸法線は1：100のビューポートには表示されませんが、1：50のビューポートには表示されます。

6 – 注釈尺度の確認終了

注釈尺度は印刷時の尺度に自動で適応できます。

あらかじめ異尺度対応の注釈スタイルを設定しておきます。

次は、「2 – インタフェース – 画面の色やカーソルを変更する」で画面の色やカーソルの変更等を確認しましょう。