4 – 寸法記入2 – 直列寸法、並列寸法を記入する

直列寸法と並列寸法を記入してみましょう。

https://youtu.be/N7NqPmF7VKA

1 – 寸法を記入します

寸法を記入したいオブジェクトがあらかじめ作図された図面ファイルを開きます。

画面左下にあるアプリケーションステータスバーの「オブジェクトスナップ」「ダイナミック入力」をオンにします。

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2 – [長さ寸法記入]を実行

まず、長さ寸法を記入します。

リボン:[注釈]タブ‐[寸法記入]の中にある、[長さ寸法記入]をクリックします。

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コマンドの実行方法は複数あります。

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3 – コマンドが起動

カーソルがクロスヘアカーソルに変わります。

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メッセージはカーソルに追随します。

画面下のコマンドウインドウにも「1本目の寸法補助線の起点を指定 または」と表示されます。

参考

4 – 1点目を指定

カーソルを頂点に近づけて 端点のマークが表示されたらクリックします。

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作図領域のカーソル付近に「端点」と表示されます。

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スナップする点は設定できます。

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5 – 2点目を指定

カーソルをもう一方の角に近づけて端点のマークが表示されたらクリックします。

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作図領域のカーソル付近に「端点」と表示されます。

画面下のコマンドウィンドウには「2本目の寸法補助線の起点を指定 または」と表示されます。

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6 – 位置を指定

任意の点をクリックします。長さ寸法が記入できます。

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作図領域のカーソル付近に「寸法線の位置を指定 または」と表示されます。

画面下のコマンドウィンドウには「寸法線の位置を指定 または[マルチテキスト(M)/寸法値(T)/寸法値角度(A)]」と表示されます。

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7 – [直列寸法記入]を実行

次に、直列寸法を記入します。

リボン:[注釈]タブ‐[寸法記入]の中にある、[直列寸法記入]をクリックします。

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コマンドの実行方法は複数あります。

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8 – 2点目を指定

カーソルをオブジェクトの右上角に近づけて端点のマークが表示されたらクリックします。

Escキーを押してコマンドを終了します。

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作図領域のカーソル付近に「端点」と表示されます。

画面下のコマンドウィンドウには「2本目の寸法補助線の起点を指定 または[元に戻す(U)/選択(S)]」と表示されます。

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9 – [並列寸法記入]を実行

続けて、並列寸法を記入します。

リボン:[注釈]タブ‐[寸法記入]パネル‐[直列寸法記入]の右にある[▼]をクリックし、リストの中から[並列寸法記入]をクリックします。

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コマンドの実行方法は複数あります。

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10 – [選択(S)]を選択

作図領域で右クリックします。ショートカットメニューが表示されます。

[選択(S)]をクリックします。基準寸法を指定できます。

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[選択(S)]は、[並列寸法記入]コマンドのコマンドオプションです。

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11 – 寸法を選択

寸法にカーソルを合わせてハイライト表示されたらクリックします。

基準寸法を指定できます。

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作図領域のカーソル付近に「並列記入の寸法オブジェクトを選択」と表示されます。

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12 – 2点目を指定

カーソルをオブジェクトの右上角に近づけて端点のマークが表示されたらクリックします。

Escキーを押してコマンドを終了します。

同様の操作で右側面に寸法を記入します。

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作図領域のカーソル付近に「端点」と表示されます。

画面下のコマンドウィンドウには「2本目の寸法補助線の起点を指定 または[元に戻す(U)/選択(S)]」と表示されます。

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13 – 寸法を記入できました

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寸法の起点を指定する時は、オブジェクトスナップを使用します。

グリップを使用して、寸法位置の調整や起点の再配置を行うことができます。

次は、「5 – 寸法記入3 – 半径寸法、直径寸法、角度寸法を記入する」で半径寸法、直径寸法、角度寸法を記入してみましょう。