面積を調べたい(LISTコマンド)

2012年7月9日

AutoCAD LTで面積を調べる方法に、[LIST]コマンドまたは[オブジェクト情報]コマンドがあります。

指定したオブジェクトの面積を確認したいときに役立ちます。

面積を調べたい領域を[境界作成]コマンドを使って閉じたポリラインとして指定しておき、[LIST]コマンドまたは[オブジェクト情報]コマンドで面積を調べることができます。

AutoCAD2008以降、AutoCAD LT2008以降

対象バージョン

手順

1 – [境界作成]メニューを選択

面積を調べたい領域を閉じたポリラインで指定します。

リボンの[ホーム]タブ-[作成]パネル-[境界作成]メニューを選択します。

※メニューバーから選択する場合は、[作成]-[境界作成]メニューを選択

2 – [点をクリック]ボタンを選択

「境界作成」ダイアログボックスから「点をクリック(P)」の左側にある[内側の点をクリック]ボタンを選択します。

3 – 領域の内側でクリック

面積を調べたい閉じた領域の内側にマウスカーソルを移動して、マウスの左ボタンをクリックします。

領域が認識されるとの閉じたポリラインが作成されます。

領域の指定は連続して行うことができます。

面積を求めたい領域の指定が終わったら、マウスの右ボタンをクリックして領域の指定を終了します。

  • 領域の指定はハッチングの領域指定と同じ方法で行えます。
  • 領域は連続指定指定できますが、それぞれ個別の閉じたポリラインが形成されます。
  • 円弧などを含んでいても領域を指定できます。

note

4 – [プロパティ]-[オブジェクト情報]メニューを選択

面積を確認します。

リボンの[ホーム]タブ-[プロパティ]パネル-[オブジェクト情報]メニューを選択します。

※またはコマンドラインに「list」と入力します。

5 – オブジェクトを選択

先に作成した面積を計測するオブジェクト(閉じたポリライン)を選択します。

面積を確認したいオブジェクトの選択が終わったら、マウスの右ボタンまたはキーボードの「Enter」キーを押します。

6 – 面積情報が表示される

選択したオブジェクトに関する面積や周長などの情報が「テキストウィンドウ」に表示されます。