3 – ブロックの活用

AutoCAD LTには、図面内に「出来合いの図形」(例 : 窓などの建材、ボルトなどの部品)を挿入するブロック機能があります。

ブロックの種類は、通常のブロック、ダイナミックブロック、属性定義があります。

ブロックの主な特徴

  • 部品の図形を構成する要素(オブジェクト)をひとつのまとまった要素として扱える
  • 部品などを都度作図する必要がなく、繰り返し挿入できる
  • サイズや角度を変更して挿入することができる
  • 変更時に一括して差し替えることができる
  • 分解しないと編集できない

ダイナミックブロックの主な特徴

  • 挿入後に形状変更できる
  • 分解せずにストレッチや配列複写が可能
  • 分解するとすべてのアクションが失われる

ダイナミックブロックには他にもたくさんの機能があります。

また、属性定義を行うと、文字属性をブロックに追加することができます。

ブロックに追加した文字属性は表に書き出すことができ、集計にも活用できます。

ここでは、これらブロック・ダイナミックブロック・属性定義の機能についてご紹介していきます。

ブロック作成と挿入の詳しい手順・動画は「3 – ブロック1 – 図形を登録する」でご覧いただけます。

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