長方形や楕円などの既存図形を雲マークに変換する

2018年11月16日

図面の変更点や検討箇所等を明確に示すために使用頻度の高い雲マークですが、カーソルの動きに沿って凸凹線が作成されるため、見た目のバランスを整えたい場合は工夫が必要です。

大きさや形に統一性のある美しい雲マークを作成したい場合は、 ポリライン、スプライン、円や楕円から雲マークに変換すると便利です。

ここでは[矩形状雲マーク]コマンド実行後にコマンドオプション[オブジェクト]を使用して、既存図形を雲マークに変換する手順をご紹介します。

1-雲マークコマンドを実行

①[ホーム]タブ-[作成]パネル-[作成 ▼]を選択します。
②[作成]パネルが展開されたら[矩形状雲マーク]を選択します。

2-コマンドオプションを選択

既存図形を選択するために、コマンドウィンドウから[オブジェクト]を選択します。

3-変換したいオブジェクトを選択

雲マークに変換したいオブジェクトを選択します。

4-雲マークの方向を指定

ツールチップに[方向を反転しますか?]と表示されます。
[いいえ]を意味する[Enter]キーを押します。

5-変換結果を確認

選択した図オブジェクトが雲マークに変換されたことを確認して下さい。

なお、手順4ではツールチップに表示された[方向を反転しますか?]に対して[いいえ]を選択しましたが、選択結果には下図のような差があります。