AutoCAD LT のDWT形式ファイルとは?

2014年7月31日

AutoCAD LTは、図面を書き始めるときに、図面内で使用する線(画層)や文字のフォント、寸法線の形状など、様々な項目について設定する必要があります。

作図の度にそのような設定を行うのは大変ですので、作成する図面に合わせた設定を「図面テンプレート」に保存することができます。

この「図面テンプレート」の保存形式がDWT形式というファイル形式で、拡張子は「.dwt」です。

新規図面を作成するときのファイル

新規図面を開くとき、テンプレートファイルの選択画面が表示されます。

このときに、保存しておいたオリジナルのテンプレートファイルを指定すると、必要な設定項目が読み込まれた状態で新規ファイルが開きます。

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既定のテンプレートファイルの種類については下記をご覧ください。

参考

テンプレートファイルでできること

あらかじめテンプレートファイルを作成しておくことで、毎回、図面を書き始める前に設定を行う必要がなくなるため作業時間を短縮できます。

また、新規作成でテンプレートファイルを選択する場合は、テンプレートファイルを直接開いているわけではないので、誤って上書きする心配もありません。

社内で図面の標準化を行う場合にも、テンプレートファイルの作成をお勧めします。

参考

テンプレートファイルに保存できる設定

テンプレートファイルには、以下のような設定項目を保存することができます。

  • 画層設定
  • 文字スタイル設定
  • 寸法スタイル設定
  • マルチ引出線設定
  • 表スタイル設定
  • 図枠
  • 表題欄
  • ブロック
  • ページ設定(印刷)など

テンプレートファイルの詳しい内容については下記をご覧ください。

3 – テンプレート – 雛型を使用する VIP会員様限定

参考