ブロックを挿入した図面は、他メーカーのCADへ渡すとブロックの箇所がうまく変換されない場合があります。その場合は、ブロックを分解コマンドで分解することで解決できます。
しかし、属性定義されたブロックだった場合、挿入時に入力した文字情報が失われてしまいます。
下図は、文字情報として付加されていた「属性の値」(文字の内容や数値)が、分解コマンドで「属性の名称」に置き換わってしまった例です。
データ変換で他メーカーのCADへ属性定義の文字情報を渡せるようにするには、AutoCADの場合はExpressToolsで分解(ExplodeAttribtues)すると、文字情報として付加されていた「属性の値」がそのままの状態で分解することができますが、AutoCAD LTにはこの機能がありません。
ここでは、AutoCAD LTの場合に、wmfデータを使って、データ変換で他メーカーのCADへ属性定義の文字情報を渡せるようにする方法をご紹介します。
続きを読むには無料会員登録とログインが必要です。
LTでも属性定義を分解する方法があったんですね。
wmfファイルをexcelなどで利用する方法もご紹介する予定です。
今後ともよろしくお願いします。