「2-1 – テンプレートの保存」で作ったオリジナルテンプレートに、文字スタイルの設定を行う方法についてご説明します。
文字スタイルとは、AutoCADの図面内で使用する文字のフォントやサイズなどを定義した書式のことです。テンプレートに複数の文字スタイルを登録しておけば、同じテンプレートを利用することで文字書式を標準化することができます。
また、文字スタイルには、図面用のSHXフォント文字(ストローク文字・単線文字)とWindows用にデザインされたTrueTypeフォント文字(アウトラインフォント文字・塗りつぶし文字)があります。初期設定は[Standard]というTrueTypeフォント文字スタイルです。
ここでは、SHXフォントとTrueTypeフォントのオリジナル文字スタイル設定をテンプレートに保存する方法について説明します。
ペンプロッタで出力する場合はSHXフォントを使用する必要があります。
SHXフォントはデータが軽く、出力も比較的早く行えます。
TrueTypeフォントはWindowsに実装されているMSゴシック等が使用できるため、データ交換での文字化けのリスクが低減します。
note
手順
1 – 文字スタイル管理の開始
① 注釈タブを選択
リボンの中にある[注釈]タブをクリックします。
② 文字スタイル管理を開く
[文字]パネルの右端にある右下向き矢印ボタンをクリックして[文字スタイル管理]ダイアログボックスを開きます。
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