面積を指定して長方形を作成する

2012年7月6日

[長方形(RECTANG)]コマンドを使って、2点を対角で指定して長方形を作図する他に、面積と長さを入力して長方形を作図することもできます。

例題では、面積「1000」、X方向の長さが「50」の長方形を作図します。

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AutoCAD2005以降、AutoCAD LT2005以降

対象バージョン

手順

1 – [長方形]メニューを選択

リボンパネル:[ホーム]タブ-[作成]の中にある[長方形]メニューを選択します。

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2 – 一方のコーナーを指定

「一方のコーナーを指定または」が表示されますので、長方形の左下の角となる点を左クリックします。

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3 – もう一方のコーナーを指定

「もう一方のコーナーを指定または」が表示されます。

この状態で右クリックをします。

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表示されたメニューの「面積」オプションを左クリックします。

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マウスカーソルの近くに表示されるダイナミック入力に、キーボードから「a」-「Enter」と入力することもできます。

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note

4 – 長方形の面積と長さを入力する

「現在の単位による長方形の面積を入力」と表示されますので、キーボードから長方形の面積「1000」と入力して「Enter」を押します。

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「長方形の寸法を計算するときの基準」で、「長さ(L)」を選択した状態でキーボードの「Enter」を押します。

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「長方形の長さを入力」で、長さを「50」と入力してキーボードの「Enter」を押します。

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5 – 長方形が作図される

面積1,000、長さ50の長方形が作図されます。

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