任意の2点間の中点を指定するには

2012年7月6日

任意の2点間の中点を指定するには図面に作図してある線分や円弧の中点を指定するには、オブジェクトスナップ(OSNAP)の「中点」を使用することで指定できます。

しかし、この方法では2点間の中点を指定することはできません。

任意の2点間の中点を指定するには、[2点間中点]コマンドを使用します。

対角線の中点を指定して、そこを中心点とした円を作図してみましょう。

tkn_faq-graph-497_00

AutoCAD2008以降、AutoCAD LT2008以降

対象バージョン

手順

1 – [円]-[中心、半径]メニューを選択

今回の例題では中心点を指定した円を作図するので、リボンパネル:[ホーム]タブ-[作成]-[円]の中にある[中心、半径]メニューを選択します。

tkn_faq-graph-497_10

2 – [Shift]キーを押しながら右クリックして[2点間中点]を選択

円の中心点となる2点間の中点を指定したいので、キーボードの[Shift]キーを押しながらマウスを右クリックして表示されたメニューから、[2点間中点]を選択します。

tkn_faq-graph-497_20

3 – 対角の2点を指定

対角線の端点を1点ずつ指定します。

tkn_faq-graph-497_30

4 – 2点間の中点が中心の円が作図される

2点間の中点が中心点の円が作図できるようになります。

円の半径を入力すると円が作図されます。

tkn_faq-graph-497_40